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繊維技術用語をやさしく解説いたします。
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アセテート
化学繊維の一つ。半合成繊維と称される。レーヨン(再生繊維)と同様に木材パルプを原料としつつも、製造過程でナフサから取り出した酢酸とパルプ合成させて酢酸セルロースを作り、繊維を作るので半合成繊維と称する。
アセテート繊維にはジアセテートとトリアセテートがある。ジは2、トリは3の意味。トリアセテートの方が酢酸がより多く結合されていて、性質はより合成繊維に近く(再生繊維の特徴から)なる。ジアセテートは水分率が6.5%と比較的大きな値で吸湿性が高く静電気起きにくい。比重も軽くなる。対してトリアセテートの水分率は3.5%と低い。その分さらっとした風合いでドレープ性も高い。
製造が容易なこともありジアセテートの方が多く生産されていて、煙草のフィルターもジアセテート。トリアセテートは三菱レーヨンしか生産してないが、裏地や婦人服地として広く用いられている。
